Caterpillar、Cat® PM300コールドプレーナシリーズの更新を発表

全世界向けリリース: 2024年3月
リリース番号: 104PR24

• ピークトルク、定格出力（グロス）を向上させた最新のエンジンを採用
• オペレータの作業環境を改善したアップグレード設計
• コンベアシールの再設計で材料量の増加と堆積物を削減

今日のCat^® PM310、PM312、PM313コールドプレーナは、複数の設計改良が施され、車両性能、運転快適性、および切削動力が向上しています。PM300シリーズは、高い生産能力を備えたコンパクトで機動性に優れた車両が必要な中小規模の用途に最適です。

最新のPM300モデルは、標準性能試験に基づき、定格出力（グロス）と利用可能トルクの増加を実現したCAT C9.3Bエンジンを搭載しています。

定格出力（グロス）256 kW（343 hp）のCAT C9.3Bには、米国EPA Tier 4 Final、EU Stage V、韓国Stage Vの排出ガス基準、米国EPA Tier 3およびEU Stage IIIAに相当するブラジルMAR-1の排出ガス基準を満たすコンフィギュレーションが用意されています。

CAT C9.3Bエンジンは、複雑さが低減され、電子システム、燃料系統、エアシステムが改良されています。エンジンオイルフィルタへのアクセスがより簡単になってメンテナンスが簡素化され、さらにカートリッジ式のマルチピースエンジンフィルタを採用しているため、廃棄物が減り、交換部品コストが下がります。

性能と快適性をアップグレード

最新のPM300シリーズの設計には、プライマリコンベアと積込用コンベア間の移行部フラッシングの再設計が含まれており、材料の封じ込めを改善し、フロント車両フレームへの材料の堆積を減らしています。さらに、材料の封じ込めは、右側プレート、チャンバからコンベアまでのシール、積込用コンベアベルトのシールなどの機能向上を通じて実現されています。駆動モータの前に配置されたフロントトラックデフレクタは、粉塵の影響や堆積からさらに保護し、耐用年数を向上させます。

左側のカメラに調整可能な画面上のガイダンスライン機能が追加されたことにより、オペレータは車両の左右どちらからでもカッティングエッジを追跡することができるようになりました。また、地上人員は、後部の地上コントロールから障害物ジャンプ機能もコントロールできるようになったため、切削効率が向上します。

PM310、PM312、PM313の広分散LED作業灯およびLED走行ライトオプションは、切削中および現場での移動中の安全性と視認性を向上させます。使用しないときは収納できる排気デフレクタオプションは、建物や地上人員から排気を遠ざけ、作業環境を改善します。オプションの除塵ダクトは再設計され、シール性と吸引力をさらに高めています。

CAT PM310、PM312、PM313コールドプレーナの最新の更新に関する詳細については、Catディーラにお問い合わせいただくか、www.cat.comを参照してください。

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