Caterpillarは、VisionLink® Productivity向けに3つの新しい機能を導入しました。

全世界向けリリース（中国を除く）: 2024年7月
リリース番号: 181PR24

• GPS/GNSS補正を活用し、リモート診断機能を提供するために、CAT^® Grade 3DおよびCAT Compactを構成に含む機械が追加されます。
• オペレータコーチングは、各オペレータによる毎日の機械の使用状況を監視し、計算を行います。
• E-Ticketingを利用することで、CAT Payloadで印刷チケットを生成しなくても済みます。

CaterpillarオンラインWebプラットフォームVisionLink^® Productivityは、3つの新機能CAT GradeおよびCompact、オペレータコーチング、そしてE-Ticketingの導入により強化されています。この統合プラットフォームは、マネージャが作業現場での生産性や機器の使用状況を把握できるように設計されています。この拡張性の高いクラウドベースのアプリケーションは、CAT Product Link™機器を装備する登録済みの機械からのデータを収集、要約することで、混合OEM機械から構成されるフリートを1つの統合プラットフォームにシームレスに統合できます。

VisionLink Productivityでは、使いやすいダッシュボードによりデータ管理が簡素化されます。これには、作業現場の包括的な概要と主要業績指標（KPI）による詳細な洞察が含まれます。このプラットフォームでは、機械の位置、燃料消費量、アイドル時間などの標準のテレマチックデータを分析することにより、機械のパフォーマンスについて明確な概要を提供します。さらに詳細な分析のために、CAT Payload、Grade、Compactシステムを装備する機械からの拡張データが作業固有の詳細を提供します。 

Cat GradeおよびCompact

VisionLink Productivityでは、CAT Grade 3DおよびCAT Compactのデータを堅牢なレポート作成プラットフォームに統合するようになりました。このプラットフォームでは、CAT Grade Connectivityを活用することで、USBアップロードを使用しなくても、3D設計ファイルと更新を作業現場のすべての機械にシームレスに配布できます。VisionLink Productivityはさらに、短いプロジェクトで初期コストが高くなる基準局を設置しなくても、GNSS補正を通じて位置確認の精度を向上させます。またGrade Connectivityにより、Gradeに関連する問題の診断のためにサービスメカニックを現場に送る必要性が小さくなり、機械の休車時間が最小化して、全体的な作業現場の生産性が向上します。

CAT Compactの概要ダッシュボードには、日ごとの完了した作業量が表示され、盛土量が計算されます。また、CAT締固めアルゴリズム（CCA）またはランドフィルコンパクタアルゴリズム（LCA）を使用して、締固めの対象に対して実施された領域の割合も表示されます。オペレータが1日あたりの質量を入力する場合に、埋立て材の締固め密度を確認できます。

オペレータコーチング

オペレータコーチングは、あらゆる経験レベルのオペレータがスキル、効率、生産性を高めることを可能にする強力なツールです。オペレータコーチングヒントの2つのカテゴリ稼働効率と機械の状態が追跡されています。オペレータが機械の運転中に対応するヒントがある操作が検出された場合、車上で通知を受け、ドライバシートに座りながら操作スキルを高めていくことができます。これにより、稼働の効率が向上し、機械の寿命が延長します。

オフボードのVisionLink Productivityとペアリングすると、オペレータに表示されたコーチングヒントをマネージャがリモートで確認できます。これによって現場の管理者は、時間経過に伴う操作の向上を追跡し、オペレータのニーズと全体的な操作に固有の領域にトレーニングの焦点を当てることができます。ダッシュボード、リスト、マップには、各コーチングヒントの回数、時間、および位置について概要が示されます。

CAT Payload E-Ticketing

新しいE-Ticketing機能を使用することで、手動またはオンボードCAT Payloadシステムにより生成される印刷チケットの必要性がなくなり、利便性が高まります。E-Ticketsを使用すると、電子メールでチケットの電子コピーを受け取ることができ、個々のバケット、総積載質量、トラック、および材料の種類に関する詳細情報が提供されます。チケットは、IDまたは番号を使用して素早く呼び出すことができ、また資材タイプかトラック名に基づいてフィルタ処理することも可能です。E-Ticketingにより追跡される主要業績指標には、チケット数、平均トラックレート、1チケットあたりの積込みカウント、チケット合計積載質量などが含まれます。

VisionLink Productivityの新機能の詳細については、Catディーラにお問い合わせいただくか、www.cat.comをご覧ください。

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