次世代のCAT®中型ホイールローダの設計アップデートにより、操作効率と性能が向上

全世界向けリリース: 2024年8月
リリース番号: 155PR24

• XEモデルを含むすべての次世代CAT^®950～982ホイールローダ向けの洗練されたテクノロジ機能
• オートディファレンシャル ロックで操作性が向上
• 利用可能な統合タイヤ空気圧監視システムが機械のディスプレイに表示されます

CAT^® 980および982モデルで初めて導入された、CAT 950～982モデル向けの次世代ホイールローダ設計は、テクノロジを活用して生産性、メンテナンスコストの削減、燃料効率の向上という新しい時代を切り開きます。Caterpillarは、効率性と操作性をさらに向上させるために、新しい機械の複数の技術改良と性能アップデートを発表しました。

性能に優れている

ジョイスティックステアリングを備えた950～972モデルすべてと、HMU（ステアリングホイール）ステアリングを備えた966～972モデルのすべてで利用可能な新しい自動フロントディファレンシャルロックは、ディファレンシャルロックを自動的に作動させてトラクションを回復または維持することで、オペレータの負担を軽減します。さらに、ホイールローダでは、自動フロントおよびリアディファレンシャルロックのアップグレードもオプションで選択できます。

これらの中型ホイールローダには、統合ブレーキシステム（IBS）の改良と新しいエンジンRPM減速機能が搭載されています。新しいトランスミッションニュートラル機能は、IBSペダルによるスムーズな接続と切断を特徴としています。

洗練された技術

次世代のホイールローダには、オペレータが機械の使用を最適化するのに役立つさまざまな技術が導入されました。ホイールローダ技術の改良と拡張により、オペレータは機械からより多くの生産性を引き出すことができます。

新しい標準ジョブ支援ウィジェットは、安定性と最大限の材料保持のためにバケットを最適な高さに自動的に配置することで、オペレータの積み込みおよび運搬操作を支援します。作業ツールセンターにリンクされたゼロ角度作業ツールウィジェットの改善により、さまざまな作業ツールとアタッチメントに異なるゼロ角度を設定できるようになりました。

機器制御ポッド上の3つのプログラム可能なボタンにより、頻繁に使用する機能にすばやくアクセスでき、操作効率が向上します。各オペレータは25を超えるさまざまな機能を利用して、個人設定をカスタマイズして保存できます。

CAT PAYLOAD、手動チップオフ、ニュートラライザ設定とチップ、アプリケーションプロファイルなどの主要な操作機能がオンボードディスプレイシステムで利用でき、すぐに参照したりオペレータのトレーニングに使用したりできます。CAT ADVANCED PAYLOADの新しいオプションであるe-Ticketingを使用すると、積載サイクルの完了後数秒以内に、生成された車載計量チケットを電子チケットとして事前にプログラムされた任意の電子メールアドレスに送信できるため、キャブ内での紙のチケットの取り扱いが軽減されます。  

CAt 966 XE、972 XE、980 XE、および982 XEモデルでは、アプリケーションプロファイルの2つの新しい設定により、各オペレータがカスタマイズされた前進/後進のデフォルト速度範囲とリンプル制限を設定できます。速度とリンプル設定の制限が、フロントダッシュボードでオペレータに表示されるようになりました。さらに、設定されたサイト制限がオペレータ設定画面に表示され、設定された上限がオペレータに通知されます。

信頼性の向上

機械のシステムに完全に統合された新しいオプションのタイヤ空気圧測定システムは、タイヤ空気圧を機械のメインディスプレイに表示し、オペレータがタイヤ空気圧を監視して性能と乗り心地を改善し、コストを削減できるようにします。センサは圧力情報をワイヤレスでシステムに送信し、タイヤの種類、メーカー、モデルに基づいて希望する目標圧力を調整できます。

CATリモートフラッシュとリモートトラブルシューティングは標準機能です。ダウンロードしたソフトウェアアップデートのインストールをオンボードディスプレイから開始できるようになりました。ディーラのリモートトラブルシューティング機能が拡張され、機械使用状況ヒストグラムとシステムキャリブレーションが含まれるようになりました。予防保守間隔の追跡をVisionLink^®と同期できるようになり、期限のリマインダと期限超過イベントがディスプレイ上でオペレータに表示されるようになりました。

操作の利便性

プレミアムキャブでは標準装備、コンフォートラインおよびデラックストリムラインではオプションの新しい左フットレストにより、オペレータの快適性が向上し、パワーシフトローダモデルのIBSペダルとXEモデルの減速ペダルを楽に動かすことができます。また、すべてのXEモデルでは、速度範囲サムローラの改良により、0.1～1.0の増分間の正確な選択を可能にする触覚デテントが追加されました。

2台および3台の機器の油圧機能については、すべてのジョイスティックステアリングモデルで新しいサイドグリップ機器ジョイスティックが利用できるようになり、オペレータの快適性が向上しました。改良されたオプションのアクティブカーボン キャブプレフィルタ設計により、オペレータの環境がほこりや粒子から保護されます。また、改造やアップグレードも容易になります。

CAT中型ホイールローダの最新情報の詳細については、CATディーラにお問い合わせいただくか、www.cat.comをご覧ください。

Next Gen Cat® 966, 966 XE, 972 and 972 XE Wheel Loaders Press Release

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