住宅および商業用途の小規模の舗装作業用に開発されており、主にアスファルト/コンクリート表面を経済的に復元することができます。舗装前の欠陥箇所の粉砕、劣化した舗装面の除去、車線の除去、専用のプレーナの使用に制約がある用途などに適しています。
コールドプレーナを地面に置くと、セルフレベリング機能により自動的に一定の深さにコントロールされるため、オペレータが調整する必要はありません。削り取った材料もしっかりと保持されます。
耐摩耗性に優れた2枚のスキッドプレートが地面に対して平行な位置を保つため、最高の安定性を確保します。
油圧サイドシフトにより、縁石や壁などの障害物の近くで切削を行うことができます。
左右別々に深さをコントロールできるため、ドラム最大の深さを各スキッドで個別に調整できます。キャブ内から楽にゲージを確認できます。PC104とPC105モデルには、機械式の深さコントロールが個別に装備されています。PC305-PC412モデルには、油圧式の深さコントロールが個別に標準装備されています。
マックスプロプレッシャゲージの情報に基づいて、オペレータは取扱材料の負荷の変化に応じてスピードを調整できるため、生産性が最大限に高まります。ゲージには、プレーナ性能がリアルタイムで表示され、キャブ内で確認できます。すべてのモデルに標準で装備されています。
標準フローモデルのダイレクトドライブシステムには、可変速の単方向ジロータ式油圧モータが搭載されています。高速フローおよびXHPモデルのダイレクトドライブシステムには、油圧ラジアルピストンモータが装備されており、最大の切削速度とドラムトルクを確保して、最高の生産性と効率を実現します。
浮き機能によりプレーナが表面の起伏に沿って動きます。浮き機能はノブで作動し、高速フローとXHPプレーナのみでご利用いただけます。スプリング式チルトと油圧式チルトにより、プレーナが揺動し、角度が付いた切削が可能になります。高速フローモデルでは、チルトを油圧で制御しますが、標準フロープレーナではスプリングでチルトを制御します。
多目的円錐型ビットが標準装備されています。オプションでコンクリートビット、ヘビーディーティコンクリートビット、およびヘビーディーティアスファルトビットも利用可能です。ビットの交換用ツールは含まれます。
切削の深さに基づいて表面とドラムの接点を示すことで、別の作業者が切削の開始と停止をオペレータに伝えられるようにします。
ドラムの切削ライン間の間隔が広がった高速切削アスファルトドラムは、少ない電力で切削が可能です。アスファルト用途での生産性を向上させるこれらのドラムは、すべてのモデルにおいて標準装備となりました。マルチパーパスドラムやオプション幅ドラムも利用可能です。
滑り止め加工を施したステップにより、安全かつ簡単にキャブに乗り降りできます。新しいセンタステップにより、オペレータにとってアクセスが容易になり、段差も少なくなりました。
OMM(取扱説明書)をアタッチメント上の保護ケースに保管します。取出しは簡単に行えます。
カプラフレームに取り付けられた水タンクは、160 L(42 gal)の容量があり、タンクレベル用サイトゲージ付きです。キャブに取り付けられた水タンクと合わせることで、容量と運転時間を増やすことができます。水タンクを装備したコールドプレーナを注文すると、散水システムキットが付属します。水タンクはXDモデルでは利用できません。